足場を架けないメリット・デメリット
■工事代金を抑える事ができます
他にも、搬出入時の誘導員代や足場繋ぎ(※)跡の補修代、各種許可申請代、台風対策費
なども掛かる場合があります。業者によって、見積の項目に細かくは記載しない業者も
ありますが、明らかにお金が掛かるものは、表現はどうあれ見積金額に含まれています。
無足場工法ではそれらの費用が掛かりません!
※但し、ロープ架設代として70~400円/㎡程度と、養生シートが必要な場合は足場工法と同様に
「養生シート架設代」、部分的に足場が必要な場合はその分の「足場架設代」は掛かります。
【その2】ご予算に合わせた部分的な工事をしても割高にはなりません
足場代は高くつくので、工事をしようと決心しても「せっかく足場を組むんだから、
緊急性のある工事は一部だけど、ついでに外壁全体を工事しよう!」と言う発想に
なりがちです。
若しくは、足場を架けた上で残りの予算内で部分的に改修工事をしても、その後、
施工しなかった範囲の工事が必要になったとき、また同じ足場代を掛けて部分的に
改修工事をしなければならなくなるかもしれません。
しかし、無足場工法では、足場の仮設代が掛からないので、お客様のご予算に応じた
無駄の無い工事ができるのです。
【その3】必要の無い工事・緊急性の無い工事は提案しません
「外壁が傷んできたように見えるから工事を依頼したいんだけど、いくら位かかりますか?」
多くのお客様は、そんなような感覚で業者に問合せするのではないでしょうか?
そして、多くの業者は「一通りの改修工事」の見積を出してくると思います。
その見積書の各項目を見てみて下さい。
きっと含まれている、「シーリング打替え」や「外壁塗替え」の数量は、建物全体が
対象となっている数量だと思います。つまり、シーリングも塗装も全部施工する!
という見積です。
しかし、必ずしも全部施工しなければならないとは限らないのです。
20年も30年も一度もメンテナンスをしたことがないならまだしも、10年、15年程度なら
それなりの範囲は慌てて工事しなくても特に問題ない場合も良くあります。
総建ハウスは、そのような場合、その状況をきちんとお客様に報告した上で、見積に
含まない、若しくは、加味した見積と加味していない見積の2通り以上の見積を
提示させて頂いております。
● 見積書は、グレード変更案も出させていただいております。
建物も色々。建物の劣化状況も色々。工事の仕様も色々。工法も色々。お客様の予算も
色々です。
総建ハウスでは、あくまでもお客様の立場に立って、お客様にとって都合の良い工事を
提案させて頂きます。
■工事期間を抑える事ができます
足場を組む場合、設置や撤去の日数が発生します。場合によっては、警察署や労働基準監督署の許可が必要になり、申請期間も発生します。
無足場工法ならその必要がないので、工期を短縮でします。
例えば極例ではありますが、ある6階建ての集合住宅の雨漏りの現場調査に行った時に、6階部分の外壁に原因箇所を見つけ、その場でロープで降りて補修をし雨漏りを止めた事もあります。 現場調査開始から僅か2時間弱での事で、オーナー様から大変感謝されました。
ブランコ作業でなければ、まず不可能なことです。
※但し、ブランコ作業は一つの建物で一度にできる作業員の数に限りがある為、大規模修繕の場合必ずしも短工期になるとは限りません。
■足場を掛けられない狭い場場所でも工事可能です
狭い場所では足場用のスペースが確保できない為施工できず、植木伐採の必要や、駐車場の使用ができなくなったりと、余計な手間やコストがかかってしまいます。しかし、無足場工法なら50㎝程度(人が一人入れるくらい)のスペースがあれば十分に施工可能です。 (工事の内容によっては 専用工具が入らなくて工事ができなかったり、隣の建物に作業員の体や道具がぶつかったり、通常の作業時間より時間がかなり掛かったりして割増し料金を頂く場合もあります)
■足場が無いから、外部からの侵入の心配もなく防犯面も安心
足場を利用して居室へ侵入する空き巣事件があり、居住者様も足場をかけている期間は不安に感じることでしょう。無足場工法なら足場が無い為、そのような空き巣などの防犯の心配がありません
■工事期間中のストレスが少ない
施工の期間中ずっと窓の外に足場が架けられ、養生シートで風や光が遮られることは入居者様にとってはとてもストレスの要因です。特に夏場は熱がこもり、非常に暑苦しく感じてしまいます。無足場工法なら、工事中も普段と殆ど変わらない生活を送っていただけます。
また、作業員が足場を移動する時の音が気になったりという事も無くなります。